辻本聡さんが理事長を務める「Team Fight Japan」様主催の「チャレンジ!キッズバイク」が神奈川県・小田原アリーナで開催されました。
初めてバイクを見るちびっ子たち。最初はおっかなびっくりですが、みるみるうちに乗れるようになり、パイロンの180度ターンだってできちゃいます。転んだって原っぱだから全然へっちゃら!すぐに起き上がって走り出します。
こんなちっちゃい頃から、バイクの楽しさ、乗る喜び、転んだ痛み、交通安全について身をもって体験することはとても大切なことです。そして何より、ちびっ子達のキラキラな笑顔は宝ですね。
辻本さんとお話しをしていて考えさえさせられることがありました。。
「日本の二輪モータースポーツ界には指導者への道が無い」
サッカー選手もプロ野球選手もオリンピック選手も現役引退したら「指導者になりたいです」とコメントしています。そして新たに入ってくる若い人たちの育成にチカラを注いでいます。やがて彼らが現役選手として活躍し、チャンピオンを獲り、世界で活躍し、そして引退したら指導者としてまた若手を育てる。そのスパイラルが仕組みとして確立されているし組織も機能していている。
しかし、今の二輪モータースポーツには現役選手を引退したらその後の道が見えない。吉川和多留選手や伊藤真一選手など後輩指導で活躍している選手はいるけど一部の人たちで、業界全体として指導者という立場が確立されていない、業界全体として若手育成にむけた組織作り、体制づくりが必要た、と辻本さん。
確かにそうですね。このちびっ子達がバイクに興味を持ち、競技としてのバイクを選んだときにキチンと指導・育成できる人たちが必要だと思います。
最後にもうひとつ面白い話を聞きました。
今の小学生には「全日本ロードレースチャンピオン」と言ってもピンと来ないとか。
それを「全国大会優勝!」と言うと
「おぉぉぉぉーーーっ!!すっげーーー!!」
となるそうです。だから中須賀克行選手は「全国大会優勝、5回」
小学生にとっては神の存在となるそうです。。。(*^^*) なるほど。。。
photo & text : koma