Team KAGAYAMA「2016シーズンエンドパーティ」

2016/12/27

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Team KAGAYAMAの2016年を締めくくる「シーズンエンドパーティ」が神奈川県横浜市・LADY&DUKEで開催されました。

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鈴鹿8耐を走ったレーシングマシンとJ-GP2クラスチャンピオンを獲得した浦本修充のマシンが展示され雰囲気を醸し出しておりました。当日はチーム代表、総監督、ライダーと二足も三足もわらじを履く加賀山就臣、今年電撃移籍してJ-GP2クラスチャンピオンを獲った浦本修充、鈴鹿8耐でトップ争いを演じてその速さを見せつけた清成龍一、アジア選手権で奮闘した芳賀紀行、JSB1000クラス監督の斉藤雅彦、J-GP2クラス監督の武田雄一、チームのお母さん的存在としてみんなから頼られている河村麻美をはじめチームスタッフ、ライダーが勢揃い。

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チーム関係者、スポンサー、そしてTeam KAGAYAMAをいつも応援している熱心なファンのみなさまなど約90名の方々が集まる盛大な会となりました。

IMG_2791加賀山就臣は冒頭「JSB1000では走っていたのか?と思われるほど存在感が薄かった」と笑いをつかむひと言から開始。「今年はJ-GP2クラスで浦本修充がチャンピオンを獲得することができました。Team KAGAYAMAとして初めてのチャンピオン。チームの立ち上げ時は自分達が勝つために活動していたけど、今は次世代を育てながらチャンピオン獲得を目指すプログラムを始動させています。応援しくださる企業様、関係者、そして大勢の熱いファンの方々のおかげです。本当にありがとうございました。」と挨拶。

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Team KAGAYAMAを長年サポートしている「Verity」オイルの三和化成工業株式会社 第2営業部長:六倉昭様の乾杯で「シーズンエンドパーティ」がスタートしました。

ファンをすごく大切にするTeam KAGAYAMAのメンバーは、お客様と積極的にお話をします。もちろん記念撮影に気軽に応え、多くのファンの方がキャーキャー言いながら写真を撮っていました。ほぼ半数の人に当たるのではないかと思われるほどの景品が当たる抽選会は大盛り上がり!

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そして横浜を拠点に活動するロックバンド「1-E(イチノイー)」の生演奏。地元が加賀山と同じ横浜の「I-E」はTeam KAGAYAMAをずっと応援しており、鈴鹿8耐のメインステージで演奏もしました。

IMG_2864楽しいパーティもあっという間に終わり、最後は全員で記念撮影。

来年度の活躍を誓い、Team KAGAYAMAの2016年レースシーズンは幕を閉じました。

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シーズンエンドパーティの翌日、MFJランキング表彰式:MFJ MOTO AWARDで加賀山に今年の振り返りと来季についてお話を伺いました。

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「昨年から始めた後輩育成プログラムで浦本がウチに移籍してきていきなり4連勝、その後も確実にポイントを重ねてJ-GP2クラスチャンピオンを獲得することができました。チームとして初のタイトルです。スタッフ、スポンサー、関係者、ファンの方々に感謝の言葉しかありません。
Team KAGAYAMAは自分が走るためのチームとして立ち上げましたが、今年一年の活動・結果で本当のレーシングチームになるための一歩を踏み出せたと思います。例え自分が走らなくなったとしてもチームを続けていく自信となりました。」

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「JSB1000は手こずりました。不甲斐ないリザルトで申し訳ない気持ちでいっぱいですが、全力で頑張った結果ですので真摯に受け止め、来季に活かしたいと思います。鈴鹿8耐では、6位という結果でしたがトップ争いや後半の追い上げでアピールはできたと思っています。Team KAGAYAMAのマシンでトップ争いをした清成には感謝しています。マシンのポテンシャルの高さを証明できましたので」と、今年を振り返りました。

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気になる来季の体制は?「まだ確定していません」とのこと。但、なにをするのかわからないのが加賀山就臣というオトコ。アッと言うサプライズがあるかもしれませんね。

そしてもうひとつ気になることを話してくれました。

「Team KAGAYAMAのヨーロッパベースとしてスペインの「JEGレーシング」とパートナーシップを結びました。来年は時間が合えばヨーロッパ選手権にも参戦したいと思います。日本からアジア、ヨーロッパに出ていける実力のあるライダーを育てたい。そのような環境・道筋を作りたいと思います。世界に通じる道、世界を目指す道をTeam KAGAYAMAとして作って行ければ、と思います」とのこと。

もちろんヨーロッパ選手権に出るとしたら浦本です!そのチャンスを与えたい、とのこと。

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最後に浦本について聞いてみました。

「もともと速いライダーだとは思っていたし、実際に速いです。今年は武田雄一がアドバイザーとしてつき、チャンピオンを獲れる環境を作ってあげただけ。チャンプを獲れる・獲れないは本人の実力次第。今回のチャンピオン獲得は間違いなく浦本自身のものです」と太鼓判でした。

日本で、アジアで、そしてヨーロッパで活躍する来年のTeam KAGAYAMAの活動が楽しみです!

photo & text : koma