鈴鹿サーキット主催 8耐 合同テスト 2日目

2022/07/06

本番のような暑さとなった8耐合同テスト。2日目もトップはTeam HRC。

鈴鹿サーキット主催合同テスト二日目は台風一過の好天。朝から真夏のような太陽がジリジリと照りつける。本日は午前中80分、午後90分の走行がAグループ(A Gr.)、Bグループ(B Gr.)2本ずつ行われた。

1回目(B Gr.)のトップはYOSHIMURA SERT Motul(グレッグ・ブラック/シルバン・ギュントーリ/渡辺一樹)2’07.335。2番手はF.C.C. TSR Honda France(ジョシュ・フック/ジーノ・リア/マイク・ディ・メリオ)2’07.499、3番手もYOSHIMURA SERT Motul 2’07.999

2回目(A Gr.)のトップはTeam HRC(長島哲太/高橋巧/イケル・レクオーナ)2分6秒台に入れてきた。2’06.232。2番手はKawasaki Racing Team Suzuka 8H(ジョナサン・レイ/アレックス・ローズ)2’06.925。3番手はYART-YAMAHA OFFICIAL TEAM EWC(マービン・フリッツ、ニッコロ・カネパ、カレル・ハニカ)2’07.077

お昼休みを挟んで14:00からは90分間の長丁場の走行枠。3回目(B Gr.)のトップはF.C.C. TSR Honda France 2’07.981。2番手はHonda Dream RT桜井ホンダ(濱原颯道/日浦大治朗/國井勇輝)2’08.116。3番手はYOSHIMURA SERT Motul 2’08.146。この走行枠ではロングランテストを行うチームが多く一発のタイムよりもアベレージを確認するチームが多い。

4回目(A Gr.)のトップはYART-YAMAHA OFFICIAL TEAM EWC。YARTも6秒台に入れる2’06.662。2番手もYART-YAMAHA OFFICIAL TEAM EWC 2’06.800。3番手はTeam HRC 2’06.949。HRCは、長島哲太は1本目でロングを走り2本目は高橋巧とイケル・レクオーナがロングランを行っていた。

2日目総合トップはTeam HRC。2番手・3番手はYART-YAMAHA OFFICIAL TEAM EWC、4番手にKawasaki Racing Team Suzuka 8H、5番手にTeam HRC。この上位5チームが2分6秒台に入れた。2本目の走行は路面温度が50度を超え、鈴鹿8耐本番のような暑さとなった。今回のテストで一発の速さだけで測るのは意味はないが、この暑さの中で6秒台前半を出したTeam HRCはやはり速い。EWC仕様のYART-YAMAHAも6秒台に入れてきた。KRTもジョナサン・レイ、アレックス・ローズ、レオン・ハスラムと強者揃いなので本番が楽しみである。

いよいよ一ヶ月後に迫った鈴鹿8時間耐久ロードレース。今日のような暑さとなるのか、はたまたそれ以上か。最近の異常気象からすると暑くなることも十分考えられる。

今年はどんなドラマが観られるのだろうか。

Photo & text : Toshiyuki KOMAI