東京ビッグサイトで開幕した「第44回東京モーターサイクルショー」ヨシムラブースにて、2017年の全日本ロードレース参戦体制発表会が開催された。
新型GSX-R1000Rをベースにしたニューマシンに施されたカラーリングを初披露、そこにはレーシングオイルメーカーの老舗「MOTUL」の大きなロゴが。2017年は「ヨシムラスズキMOTULレーシング」として参戦する。
MOTUL社とは1980年代前半に強力なパートナーシップを組み、1985年のGSX-R750デビューイヤーに於いてチャンピオンの獲得などヨシムラとMOTUL社の繋がりは深い。
ライダーは、今年5年目のシーズンを迎える「津田拓也」。そしてもう一人、異色の抜擢と言える22歳の若手ライダー濱原 颯道(はまはら そうどう)を起用、2台体制で臨む。ゼッケンは50。1985年、当時無名だった辻本聡を大抜擢、その年にチャンピオンを決めたゼッケンをつけて臨む。
2台体制で臨むヨシムラスズキMOTULレーシングの2017年の活躍が楽しみである。
photo & text : koma