オートポリス大会開幕。ART合同走行は渡辺一馬がトップタイム!
全日本ロードレース第7戦「AUTOPOLIS SUPER 2&4 RACE 2017」が大分県:オートポリスサーキットで開幕した。今大会も前戦もてぎに引き続き四輪レースSUPER FORMULAとの併催。
前日の木曜日は濃霧が立ちこめ、ゲリラ豪雨にも見舞われる生憎の天気だったが、ART合同走行が行われる金曜日は朝から快晴。しかし、路面を乾かすまでには至らず1本目の走行はところどころウェットパッチが残る状況でスタートした。この週末は晴れ、との天気予報なので上位チームは路面の様子見をしているのかなかなかコースインしない。
走行開始から20分、路面はほぼドライとなり、各車コースインしてきた。1本目のトップは津田拓也(ヨシムラスズキMOTULレーシング)1分49秒323。2番手はカワサキのホームコースでもある渡辺一馬(Kawasaki Team GREEN)1分49秒529、この2人が49秒台。3番手には高橋巧(MuSASHi RT HARC-PRO. Honda)1分50秒254。
2本目の走行は完全にドライ。真夏のような強い日射しにより気温も路面温度も上昇する。午前中あまり走れなかったチームは精力的に走り込む。各チーム、レースディスタンスの19周前後を周回、ロングランを行ったり、パーツやタイヤのテストを行ったりと貴重な走行時間を有効に使っていた。
2本目のトップは渡辺一馬、1分48秒765。ただ一人の48秒台であった。
2番手は野左根航汰(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)1分49秒022。タイムを削ってきた。
3番手は藤田拓哉(YAMALUBE RACING TEAM)1分49秒698。
4番手に高橋巧1分49秒699。藤田との差はなんと1000分の1秒。
5番手に中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)1分49秒712。今ひとつ噛み合わないのか。
ART合同走行総合の上位10位は以下の通り。
1:#23 渡辺 一馬 Kawasaki Team GREEN 1’48.765
2:# 5 野左根航汰 YAMAHA FACTORY RACING TEAM 1’49.698
3:#9 藤田拓哉 YAMALUBE RACING TEAM 1’49.698
4:#634 高橋巧 MuSASHi RT HARC-PRO. Honta 1’49.699
5:#1 中須賀 克行 YAMAHA FACTORY RACING TEAM 1’49.712#72
6:#12 津田 拓也 ヨシムラスズキMOTULレーシング 1’50.095
7:#46 松﨑克哉 Kawasaki Team GREEN 1’49.809
8:#104 山口辰也 TOHO Racing 1’50.749
9:#50 濱原颯道 ヨシムラスズキMOTULレーシング 1’50.534
10:#88 清成龍一 MORIWAKI MOTUL RACING 1’50.74
Photo & text :Toshiyuki KOMAI