adfronte のすべての投稿

Alpinestars驚きのエアバッグシステム

IMG_1833_cover 言わずと知れたイタリアのレーシングスーツメーカー「Alpinestars(アルパインスターズ)」の2017年新商品発表会「Alpinestars 2017 SPRING A-TECH」が東京都品川区・大森ベルポートで開催されました。ジャケット、パンツ、ブーツ、グローブなど2017年発売の魅力的なモデルが次々と発表されました。

IMG_1824

 1000分の23秒でエアバッグが開く

Racing Heroesが注目したのはレーシングスーツに採用されている「エアバッグシステム:TECH Air」です。Alpinestars:メディアコミュニケーションズ マネージャー・ジャーミィ アップルトンさん(下記写真向かって左)と、レーシングサービス・中村直継さん(下記写真向かって右)にお話しを伺いました。

nakamurasan_s今ではMotoGPライダーのほとんどがエアバッグ付きレーシングスーツを着用しています。当然のことながら、エアバッグは地面にたたきつけられてから開いたのでは遅いので、その直前に「完全に開き切る」ことが必要です。Alpinestarsのレーシングスーツは内蔵されたセンサーユニットが「1000分の2秒毎に」情報を更新、1000分の8〜1000分の10秒で判断してエアバッグを機能させているそうです。早く開きすぎてもダメ、遅くてもダメ(身体に重大なダメージを負ってしまう)。衝突する直前に開かせる。。。。

146_0314_TechAir_image_01 今年2月のMotoGPセパンテスト。Loris Baz 選手がホームストレート走行中にリアタイヤがバースト。290km/h以上の速度で転倒してしまいました。しかし、Baz選手は奇跡的に左肘に青たんができた程度のケガだったそうです。

経過はこうです。

1:タイヤがバースト、マシンが暴れてコントロール不能に陥りながら1.9秒走行
→センサー:異常を感知。「いつもと走りが違うぞ、でもまだ転倒していない」

2:走行不可能となりマシンが転倒し始める(傾き始める)
→センサー:「これは転倒する!エアバッグ開け!」と指示

3:ライダーは投げ出されて転倒(地面に接触)、約290km/hの速度で6.6秒間スライディングしながらコースを横切ったそうです。しかし、エアバッグが開いていたので前述の通り軽い打ち身で済んだそうです。

safety-01

驚くべきはその時間。

マシンが傾き始めてから1000分の40秒で「エアバッグが開き始め」、
1000分の63秒で転倒(路面に接触)したそうです。つまり、1000分の23秒でエアバッグが完璧に開いて身体を保護する状態になっていたのです。

人間のまばたきの速さが1000分の30秒と言われていますので、瞬きするよりも速くエアバッグが開くのです。

IMG_1814

究極の予想技術

例えば、ハイサイド。ハイサイドを起こしてライダーが放り出された時

→異常を検知:「高度(事前に通常走行する時の高度を記録してある)が上がっている、何か起きたか?」

→ハイサイドを検知:「この高さはハイサイドだ」

→いつ開くかを計算:「標準高度より下がってきた,もうじき路面にたたきつけられるぞ」

→エアバッグを指示:「エアバッグ開け!」

→エアバッグが開いた後にライダーは路面に落ちる。

セリフはわかりやすくするために入れましたが、当然のことながらセンサーはそんなことはしゃべりません。

IMG_1810

さらに言わずもがな、センサーには「カメラ」も「眼」もついていません。
1000分の2秒毎にセンサーから入ってくる情報を元に更新、1000分の8秒〜1000分の10秒という信じられない速さで判断しているそうです。

MotoGPでは、ライダーの走行が終わる毎にPCに繋いでデータロガーに集積、その膨大なデータを元に改良を続けています。だからこそ精度の高い、正確なタイミングでエアバッグが開いてライダーの身体を護れるのですね。

再利用可能?!

さらに驚いたのは、開いたエアバッグは25秒後には元に戻り、マシンが動けば再スタートしてレースに復帰できるそうです。四輪車のエアバッグみたいに一度破裂したら終わり、ではなく、コントロールユニットをリセット、ガスボンベを交換すれば再利用できるそうです。

overview-heroでもみなさん、テレビで転倒したMotoGPライダーのエアバッグが開いていることに気づいていましたか?恥ずかしながら筆者は今日の説明を聞くまで気付きませんでした。中村さん曰く「レーシングスーツの中で開くので四輪ほど大きくは膨らまない。テレビでも留意していないと気付かないレベルの膨らみ」とのことです。

IMG_1822もう驚くことだらけでした。レーシングスーツもここまで進化しているのですね。これってマシンの電子ディバイスと同じくらいの精度と速度で進化しているのではないでしょうか。そしてAlpinestarsはレーシングスーツのみならず、エアバッグシステムを導入したツーリングジャケット商品をヨーロッパで発売しています。
ちなみに、このエアバッグシステムの技術を持っているのは、世界中でAlpinestarsとダイネーゼの2社だけだそうです。

IMG_1829Alpinestarsのエアバッグシステム「TECH AIR」の紹介ビデオはこちらです↓

http://www.alpinestars.com/tech-air

photo & text : koma
資料写真提供:Alpinestars

Team KAGAYAMA 元町 安全・安心パレードに参加!

IMG_14182016年5月5日、神奈川県横浜市中区元町の横浜元町ショッピングストリートで子どもたちの安全・安心を願う「元町 安全・安心パレード」が開催された。このパレードは協同組合元町SS会が交通安全意識の高まりと無事故を願って毎年開催している。今年は神奈川県警加賀町警察署1日署長に北原照久氏、横浜市消防局 中消防署1日署長にお笑い芸人インパルス堤下敦さんを迎えて開催された。

IMG_1341_2モータースポーツから伝えられる交通安全貢献がある

そのパレードにTeam KAGAYAMAは2011年チーム発足以来6年連続で参加している。「”安全に走る・曲がる・止まる”はレースでも一般公道でも同じ。モータースポーツから伝えられる交通安全貢献がある」とチーム代表の加賀山就臣。「我々はプロのライダーとして走る・曲がる・止まる、を安全なレベルで伝えられることができると思うのでひとりでも多くのライダーたちに伝えたい」そして「一般の人たちに自分達のレーシングマシンを、自分達の闘っている世界を見て欲しい、知って欲しい」と言う。

IMG_1318_2思い切り街から応援されるレーシングチームになりたい

そもそも何故このパレードに参加するようになったのか。チームを立ち上げたときのコンセプトとして「街から応援されるチーム」を掲げた。「野球でもサッカーでも地元の街から応援されるチームがあるように、思い切り街から応援されるレーシングチームがあってもいいじゃないか。生まれ育った地元(横浜市中区)に貢献できるイベントを模索しているときにこのパレードと出会った」と言う。

IMG_1455_2

IMG_1469 本来なら一般公道走行が許されない本物のレーシングマシンが神奈川県警加賀町警察署と元町ショッピングストリートの全面協力により白バイと共にメインストリートを走る。そこにはチーム発足当時からずっとTeam KAGAYAMAを支えてきた北村信氏の存在がある。

IMG_1429 イベント委員長を勤めていた頃、当時の警察署長に怒られるのを覚悟で「地元・横浜の看板を背負って闘っているレーシングライダーがいる。その彼と白バイを一緒に走らせるパレードは如何だろうか?」と提案したところ「それは実に面白い企画ですね!」と快諾をもらった。そこからTeam KAGAYAMAと白バイのコラボレーションパレードが実現した。

IMG_1485 北村信。横浜元町で創業したハンドバッグのキタムラの取締役である。加賀山とは地元で隣の中学の同学年、お互い名前は知っていたが会うことはなかった。2003年、加賀山がBSB参戦中に初めて対面、そして加賀山からチームを立ち上げについて相談をされたとき「地元(横浜)のみんなで手伝えるこはないか?」と考えた時からTeam KAGAYAMAのサポートが始まった。

北村氏は横浜開港を祝う一大イベント「横浜セントラルタウンフェスティバル」実行委員でもあり、2011年にはレッドブルF1マシンを元町で走らせた実績がある。実はこのF1マシン走行、Team KAGAYAMAのパレードを初めて行った年に担当署長が「これならF1もできるでしょう!」と実現の足がかりとなったと言う。

IMG_1424プロ野球の始球式にレーシングマシンで登場

北村氏はどんなに忙しいときでも必ずTeam KAGAYAMAの応援に駆けつける。「チームの立ち上げ時から常に傍にいてくれて、すごく力になってくれてることに感謝しかない。自分ひとりでは出来なかった。信さんは地元の警察や消防を始め地域関係各所に強いパイプを持っているのでその人脈と尽力により様々なイベントに参加できるようになった。」と加賀山。

AI2Q1844 加賀山も北村氏も思いは一緒「二輪モータースポーツをもっとたくさんの人に知って欲しい」。その想いを実現させたのが「元町 安全・安心パレード」であり、プロ野球の始球式である。
2013年、横浜球場での横浜DeNAベイスターズのプロ野球始球式に加賀山が登場した。グランドにレーシングマシンで現れ、レーシングスーツで始球式を努めた。満員の客席からは割れんばかりの歓声と拍手が沸き起こった。この始球式も北村氏が球団と交渉して実現させたものである。

AI2Q1886

加賀山就臣と北村信。お互いに尊敬し合い、同じ方向を向いて共に進んでいる。加賀山にとって大切な友人であり、強力なサポーターである。北村氏は「チーム発足当時金額面でのサポートは期待しないでくれ、でもそれ以外のサポートは何でも協力する」と言ったそうである。事実、何事にも代え難いサポートをしていると思う。

photo & text : koma

AI2Q7097_2

AI2Q0884

IMG_9736

 

 

 

2016年度 第1回 MFJロードレースアカデミー

AI2Q8126_web ロードレースの次世代を担う若手ライダーの育成のために2006年から開催されている「MFJロードレースアカデミー」。目的は「年少者にモーターサイクルスポーツを通じて社会性や親子のコミュニケーション、向上心、自立心、規律、助け合いの精神を育み、心身の健全な発達を促すとともに競技力向上をはかること」会場は栃木県・ツインリンクもてぎ。年間10回のカリキュラムです。

AI2Q8108_2

IMG_9890_2 去る3月20日(日)に今年度の開校式が行われ、第1回カリキュラムが4月30日(土)に開催されました。
校長はWGP 世界選手権GP125クラスで2度の世界チャンピオンに輝いた坂田和人さん。
インストラクターは2014年全日本ロードレースST600クラスチャンピオン:小林龍太選手(年間アカデミー)、全日本ロードレースGP250ccクラス、ロードレースヨーロッパ選手権GP250クラスチャンピオン:関口太郎選手(1dayスクール)と豪華な講師陣が指導します。

AI2Q8100_2「年間アカデミー」は12歳から18歳までの若手ライダーが対象。レースに必要なマナーを学び、ライディングテクニックはもとより、フィジカルトレーニングや走行前車両チェックなど総合的なトレーニングを行っています。
「1dayスクール」は年齢/性別の制限はありません。「オトナもこのアカデミーを受講したい」という声が多く2012年から始めました。これからレース出場を目指す人、サーキット走行を楽しんでいる人を対象にレースに必要なスキルやマナーを教えます。

AI2Q8055今年も7名のちびっ子達が年間アカデミーに参加します。そのうち3名は昨年に引き続き2年目の受講となります。
朝8:30、生徒達は空気圧やポジション合わせなど、まず自分のバイクのメンテナンスから始めます。その後、全体ミーティング、準備運動を経て「マルチコース」でみっちり基礎練習を行いました。

IMG_0322

IMG_0273坂田校長が過去の経験から生み出したパイロンを使ってのオリジナルコース。低・中速域でのブレーキング・クラッチリリース練習、全開加速→シフトダウン・クラッチリリース、定常円・八の字周回、パイロンスラローム、など基本中の基本をみっちり走り込みます。

IMG_0487AI2Q8143

ここで活きてくるのが坂田さんをはじめとするインストラクター達の的確な指導です。ほんの一例ですが「あそこがダメだった」「なぜダメなのか、それは脚の開き方が悪いから」「無理矢理開いているからバンクしたときに膝が地面にあたる」「そこでつっかえるからそれ以上バイクが寝ない」「だから脚はこうやって開く」と、約20分毎の走行時間の後にひとり一人にアドバイスします。

AI2Q8253IMG_9984その教え方はとても厳しいです。スパルタ、と言ってもいいでしょう。坂田さんは「モータースポーツだからこそ厳しく教えなくてはいけない、何故ならほんの些細なことがケガに繋がるから」と言います。本当は優しく褒めながら指導したいのですがそれでは悪いところがなかなか治らない。厳しく指摘して自分で考えさせる、それが坂田さんの指導です。ただ厳しいだけではなくそこには生徒のことを大切に思う坂田さんの愛情が込められています。

AI2Q8206

AI2Q8200お昼ごはんはホテルツインリンクのレストラン「グリーンベイ」。ここでも坂田校長のアイディアが。レストランに入ったらすぐに食事ができるように事前にレストランと調整しています。「昨年までは(パドックの)レストランで食事が出てくるまでの待ち時間が長く慌ただしかった。休憩時間も大切なカリキュラムのひとつ。生徒達にゆっくり休んで欲しい」との思いからこの方法を取り入れたそうです。

IMG_0195午後もマルチコースで午前中と同じメニューをきっちり走り込みます。ですが全く同じ事をするわけではなく少しずつアレンジして応用させます。午前よりも午後、今回よりも次回、と常に良くなるように考えています。

AI2Q8334 IMG_0678マルチコースの後はいよいよ本コースの走行。先導走行2周の後はフリー走行。この日は途中から雨が落ちてくる生憎の天気。微妙なコンディション変化を感じて自分のペース、走り方を考えるには良かったと思います。

AI2Q8340バイクレースの舞台で活躍して欲しい、それがMFJロードレースアカデミーの基本主旨です。フォームや乗り方など最も基本的なこと、だけど一番大事なことは、今(小さいうち)からやっておかなくてはならない。だから時には厳しく指導するし、現役で活躍するインストラクターにこだわります。

今年の年間アカデミー7名の生徒たちです。(五十音順)

AI2Q8240_2秋山龍生君 12歳
(秋山君は直前にトレーニング中に骨折してしまい、今回は残念ながら見学でした)
アカデミーに参加した理由:うまくなりたいから
アカデミーを卒業したらどんな道に進みますか?:エスハチ(S80)に乗りたい
将来目指すライダーは?:今はいない

AI2Q8301_2岡部怜(れん)君(2年目) 13歳
アカデミーに参加した理由:自分のスキルをもっと上げたかったから
アカデミーを卒業したらどんな道に進みますか?:もっと大きいバイクに乗って活躍したい
将来目指すライダーは?:バレンティーノ・ロッシ選手、坂田和人選手、小林龍太選手

AI2Q8329_2千田俊輝君 12歳
アカデミーに参加した理由:バイクに上手く乗れるようになるため
アカデミーを卒業したらどんな道に進みますか?:ロードレース
将来目指すライダーは?:バイクコントロールに優れたライダー

AI2Q8316_2竹下龍馬君 (2年目) 16歳
アカデミーに参加した理由:もっと速くなりたいから
アカデミーを卒業したらどんな道に進みますか?:150cc以上のバイクにのってレースに出る
将来目指すライダーは?:バレンティーノ・ロッシ選手

AI2Q8294_2藤原毬花(まりか)ちゃん 12歳
アカデミーに参加した理由:バイクを上手く走れるようになりたいからです
アカデミーを卒業したらどんな道に進みますか?:たくさんのバイクに乗ってみたいです。
将来目指すライダーは?:速く走れるライダー

AI2Q8270_2宮崎隼君 13歳
アカデミーに参加した理由:乗れるバイクを増やしたいから
アカデミーを卒業したらどんな道に進みますか?:考え中
将来目指すライダーは?:GPライダー

AI2Q8285_2山田尚輝君 14歳(2年目)
アカデミーに参加した理由:もっと上手になりたいと思ったから
アカデミーを卒業したらどんな道に進みますか?:受検
将来目指すライダーは?:ホルヘ・ロレンソ選手

みなさんのこれからの活躍を期待しています!

photo & text : koma

IMG_0485

IMG_9957

IMG_0783

AI2Q8056

AI2Q8180

IMG_0798

2016青木ノブアツ杯 榛名ミニバイクレース 開幕戦

IMG_4780青木宣篤選手主催の「BATTLAX 青木ノブアツ杯 ハルナミニバイクレース」2016年の開幕戦が群馬県・榛名モータースポーツランドで開催されました。

IMG_46232011年から開催されているこのレースも今年で6年目。バイクレースの門戸を広げるために大人も子どもも参加しやすいレギュレーションにして誰もが楽しめるバイクレースを目指しています。「バイクブームを経験した自分たちと同じ40代〜50代のオトナたちにも楽しんでもらいたい。そして一緒に来たお子さん達が”あ、これ楽しそう!”とか”これならボクにも乗れるかも!”と思ってバイクに興味を持ってくれたら嬉しい」という青木選手。

AI2Q0037最先端の技術と材質、デザインを取り込み、30年以上オートバイ用スタンドスタンドを作り続けているJ-TRIPの森賢哉社長もブース出展、大坂から自走で駆けつけました。「ちっちゃな子供たちが安全に楽しくバイクを楽しめる場所を提供出来るスキームを青木宣篤選手と話し合っている」と言います。森社長自身も参戦したかったのですが今週末に控えた東京モーターサイクルショー前にケガはできない(笑)と、今回は断念。次戦から参戦するそうです!

IMG_4772全日本ロードレースJSB1000クラスに「MotoMap SUPPLY」から参戦、今年の鈴鹿8耐は青木宣篤選手とペアを組むことになった今野由寛選手も緊急参戦!現役全日本ロードレースライダーの来場にちびっこっ達は大騒ぎでした!

AI2Q0205

IMG_4651ブリヂストンのバイクレースの顔ともいえる山田宏さんも参戦。すっかり強豪ライダーの一員として周りからマークされています。今回も堂々の3位表彰台!そして山田さんのもう一つの顔・料理研究家の成果を発揮すべく、今回も臨時「Hiroshi’s Kitchen」がオープンしました。本格的なトマトカレー、鶏汁、鶏レバーの甘辛煮、キンピラレンコン、セロリの酢漬け、と5品も持込み!どれもプロ顔負けの美味しさでみなさん大喜びでした!

AI2Q0312世界選手権WGP125ccクラスにフル参戦、1999年には開幕3連勝を飾った東雅雄選手も山田さんと共に参戦、久しぶりにグランプリライダーの走りを魅せてくれました!

IMG_5192サーキットは対向車もいないし歩行者の飛び出しも無い。厳格なルールに則って走るからある意味一般道よりも安全。ちびっ子たちも楽しいバイクを通してルールを覚えていきます。おとなも子どもも楽しめるバイクレース。どの顔もキラキラに輝いていました。

IMG_4685日本のバイク業界、バイクレースを担うちびっこ達に、小さいうちからバイクの楽しさを体験してもらい、レースを通じてバイクのルールと安全性を学ぶ、ものすごく大切な事だと思います。

IMG_4695ノブアツ杯 榛名ミニバイクレース、2016年は、第2戦 5月22日(日)、第3戦 8月7日(日)、第4戦 9月25日(日)、第5戦 11月6日(日)に開催されます!楽しいバイクレースに参加されてみてはいかがでしょうか。

photo & text : koma

フォトギャラリーはこちら↓

「女性のモーターサイクルスポーツ」記者懇談会

IMG_0901
女性の社会進出がめざましい昨今、二輪モータースポーツの世界でも女性の活躍が注目されています。MFJはオーバカナル紀尾井町(東京都千代田区)で「女性のモーターサイクルスポーツ」の活躍をメディアに発信する記者懇談会を開催しました。

IMG_0812
冒頭、大島裕志MFJ会長より「全日本モトクロスでは2006年から、全日本トライアルは今年2016年からレディースクラスを開設する。ロードでは2008年からレディースロードレースを開催、全日本ロードレースは男性に混じって女性ライダーが活躍している。また、レース以外でもピットクルーやオフィシャルとしてレースに関わっている女性がたくさんいる。
世界ではFIM(国際モーターサイクリズム連盟)が女性委員会を設置、女性のレースやトレーニング、ツーリングなどの活動を支えて今年で10周年を迎える。昨年、モリワキエンジニアリングの森脇緑さんが日本人初のFIM女性員に選ばれた。
日本でもFIMの動きと連携して森脇さんを中心に国内の女性レースの将来ビジョンを組み立てていきたい」とご挨拶がありました。

IMG_0884出席したのは、全日本ロードレースJ-GP3クラス:岡崎静夏選手、全日本モトクロスレディースクラス2015年チャンピオン:安原さや選手、全日本トライアルレディースクラス:小玉絵理加選手、FIM女性委員/モリワキエンジニアリング:森脇緑さんの4名。各々、自分の想いと展望を述べました。

IMG_0865岡崎静夏選手
ここ数年ランキングは少しずつ上がってきているけどまだ表彰台も優勝もないのでもっともっと努力しないといけないと思います。10代の頃は「レースは気合いと根性だ」と考えていたけど、ここ数年は決勝レースは何が何でもチェッカーを受けなくてはならない、そのためのマシンセッティングであり、フィジカル/メンタルトレーニングであり、レースは技術勝負だと気づいてからレースが楽しくて仕方ないです。今の生活の中心にレースがあります。ハイサイドしてる夢をみて目覚めることもあります(笑)男性に比べれば筋力の差があることは明らか。だから効率良く筋力を使う事が必要だと気づきました。バイクを操るためにどこの筋肉が必要か、どこの筋肉にチカラを入れれば良いのかを意識するようになりました。楽しいレースで結果を出せるように頑張ります。

IMG_0838安原さや選手
チャンピオンを獲れる獲れると周りから言われ続けたことが知らず知らずにプレッシャーとなって結果を出せずに悩んでいるときにお世話になっているスポンサーに相談した際に、結果は気にせずバイクを楽しむことをを心掛けることが大切だと気づきました。それがチャンピオン獲得に繋がったような気がします。現在モトクロスのレディースクラスには40〜50名のライダーがいてみんな仲が良いです。いつもワイワイやっていますがレースになればみなライバル、そのメリハリが良いと思います。チャンピオン獲得というひとつの区切りができたので、一度は諦めた大学進学にチャレンジ、この4月から女子大生になります。24歳の新入生に友達ができるか心配でレースのスタートよりも緊張しています。

IMG_0859小玉絵理加選手
一番早く開幕戦を迎えました。今年からレディースクラスができて記念すべき開幕戦、凄く嬉しかったのですが4位と不甲斐ない結果でした。この悔しさを糧に優勝を目標に頑張ります。現在トライアルを闘う女性ライダーは6名。選手会長としてトライアルの女性ライダーをもっと増やしたい、そのためには何をすべきかを考えて行きたいと思います。レディースクラス創設を各方面に働きかけて今年誕生したことがとても嬉しく思います。

IMG_0846森脇緑さん
ライダーを支える基盤を・屋台骨を作るのが私たちマネージメントの仕事です。男女、ON/OFFを問わずライダーたちと正面から向き合い、尊敬し、どうやってチームの中で羽ばたかせるか、トップに立てるように才能を引き出すか、そこを考えています。2014年、6月末に承諾して7月末に女性の鈴鹿4耐チームで参戦をしました。世界で頑張っている女性ライダー、努力をしているライダーたちに何かしらのチャンスを与えたい、と思ったのがきっかけでFIM女性委員になりました。プレッシャーに負けることなくリラックスした状態で世界の舞台で活躍できるライダーを育てる階段を作っていきたいと思います。

IMG_0910バイクに乗っている女性はカッコイイです。男性顔負けのアグレッシブな走りをする彼女たち。でもその中身は可愛らしい女の子です。そんな彼女たちの活躍を祈念して止みませんし応援していきたいと思います。

photo & text : koma

MFJロードレースアカデミーが今年も開催されます

IMG_1613ロードレースの次代を担う若手ライダーの育成のために2006年から開催されている「MFJロードレースアカデミー」が今年度も開校します!
目的は「年少者にモーターサイクルスポーツを通じて社会性や親子のコミュニケーション、向上心、自立心、規律、助け合いの精神を育み、心身の健全な発達を促すとともに競技力向上をはかること」
会場は栃木県・ツインリンクもてぎ。年間10回のカリキュラムです。

AI2Q5919スケジュールは以下の通りです。
開校式 3月20日(日)
第1回 4月30日(土) マルチコース/ロードコース 17:00~18:00
第2回 5月3日(火/祝) 南コース/マルチコース/北コース/東コース
第3回 5月4日(水/祝) マルチコース/北コース/ロードコース 17:00~18:00
第4回 6月4日(土) 南コース/ロードコース
第5回 7月20日(水) 南コース/ロードコース
第6回 7月21日(木) 南コース/ロードコース
第7回 8月23日(火) マルチコース/ロードコース
第8回 8月24日(水) 南コース/北コース/ロードコース
第9回 9月17日(土) 南コース/ロードコース
第10回 9月18日(日) 南コース/ロードコース 模擬レース

IMG_0143そして充実の講師陣です。
校長には坂田和人さん。言わずと知れた元・WGP125ccクラス 世界チャンピオン!
インストラクターは今年も小林龍太選手。小林選手は今年の鈴鹿8耐参戦も決定しています。このお二人が年間を通じて生徒ひとりひとりを丁寧に、そして厳しく指導します。

AI2Q07471DAY インストラクターは今年も豪華メンバーが揃っています。
國川浩道選手、関口太郎選手、大久保光選手、岩田悟選手、小山知良選手、澁田晨央選手、亀谷長純選手、武田雄一選手です!

MFJロードレースアカデミーは、ロードレースで必要な事をキッチリ教えるだけではありません、挨拶や礼儀マナーなども厳しく指導しています。人間形成においてもとても有意義なこのスクールにぜひご参加されてみてはいかがでしょうか。
申し込みはこちらです。

photo & text : koma

AI2Q6851

AI2Q0074

AI2Q6977

AI2Q5549

AI2Q9999

 

「2016年ヤマハモータースポーツ活動計画」発表会

IMG_0313ヤマハの2016年モータースポーツ計画の発表会が東京・大崎ブライトコアホールで開催されました。
冒頭、木村隆昭代表取締役副社長からヤマハがモータースポーツ活動で掲げている3つの基本方針について説明がありました。
①ヤマハブランドを輝かせる、価値を高める「ブランディング」モータースポーツはブランディングに大いに寄与する
②頂点を目指すチャレンジの中で獲得した技術を市販車に活かす「技術のフィードバック」
③モータースポーツを観る喜び、する喜びを世界に広めて更なるレース文化の発展に繋げていくことを目指す「普及活動」

IMG_0252_2企業ブランドを浸透させ、価値を高めていくためにモータースポーツ活動にチカラを入れているというヤマハの行動はとても喜ばしく嬉しいことですね。ファクトリー体制で臨んだ昨年は鈴鹿8耐で19年振りの優勝、そして全日本ロードレースでは4年連続・6度目の前人未到の記録を達成してヤマハブランドをさらに輝かせました。影響力の高いトップカテゴリーでの輝きは製品の高い技術力と信頼性を浸透させ、マーケティングに高く寄与したそうです。

IMG_3016さらにヤマハは「人」の育成にも重点を置いています。人材発掘と育成を目的としたグローバルのステップアッププログラムの構築として、アジアロード選手権でAP250クラスの新設を働きかけ、多くの若いライダー達のチャレンジのチャンスを広げました。今年は成績優秀ライダーにバレンティーノ・ロッシ選手が主宰する「VR46 Riders Academy」への参加資格を付与し、若手ライダーの育成とモチベーションアップを図ります。

AI2Q6653全日本ロードレース最高峰:JSB1000クラスには今年もファクトリー体制で臨む「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」の中須賀克行選手が参戦。監督は吉川和多留さん。このコンビで前人未踏の5連覇、7度目のチャンピオン獲得を目指します。

IMG_0307「昨年前半は”ファクトリーはこうあるべき”というイメージに縛られていたけど、勝利というひとつの結果を得るためにチームもスタッフもライダーも一丸となって向かっていく、というのはファクトリーになる前からと何ら変わらないとシーズン途中から気付き、ライダーとしてやるべきことをやりました。今年ファクトリーとして2年目だけど今年もやることは変わりません。むしろ”ヤマハファクトリーは強いぞ”と周りに圧をかけられるかな(笑)。昨年は全戦全勝を達成できなかったので今年はそこを一つの目標に頑張り、5連覇、7度目のチャンピオン獲得を狙います」と中須賀選手。気負うこともなく、まだまだ速くなるポテンシャルを秘めているというYZF R1の熟成を楽しみにしているようでした。

IMG_0327今年も若手育成を目的としたユースチーム「YAMALUBE RACING TEAM」に野左根航汰選手、藤田拓哉選手が参戦。監督は難波恭司さんです。
「昨年は3位ですけど表彰台に登れました。今年は優勝を狙いたいです。中須賀選手の壁はとてつもなく大きいけれど越えようと思わなければ実現できない。そのために何が必要なのか、何が足りないのか、を見極めながら精進したいと思います」と野左根航汰選手。
「昨年前半はケガのためにほとんど走れませんでした。今年は結果を残して悔いのないレースをしたいと思います」と藤田拓哉選手

IMG_0328そして、今年アジアロードレース選手権最高峰クラス:SS600にメーカー系の「YAMAHA RACING TEAM」を発足、伊藤勇樹選手の起用が発表されました。チームメイトにマレーシア出身のハマド・フィトリ・アシュラフ・ビン・ラザリ選手を迎えます。伊藤選手はアジアロード選手権で4年連続シングルランキングを獲得と実力では申し分ありません。「メーカー系のチームに入れたことを嬉しく思います。アジアロード全戦と日本国内で開発テストを行います。アジアロード選手権は年々レベルが上がってきています。自分の中のモチベーションはとても高く今年はチャンピオンを狙っていきます」と伊藤勇樹選手。

いよいよ2016年シーズンが始まります。モータースポーツ活動に力を入れているヤマハの活動注目です。

photo & text : koma
(レースシーンは2015年の写真です)

IMG_0240

IMG_0233

IMG_0241

IMG_0312

IMG_0257

IMG_0263

IMG_0249

 

 

2015年度MFJランキング認定表彰式

IMG_45632015年度「MFJランキング認定表彰式」が東京都大手町・日経ホールで開催されました。全日本ロードレース、全日本モトクロス、全日本トライアル、全日本スノーモビル、全日本スーパーモト、全日本エンデューロ、各選手権シリーズの各カテゴリー上位3名が表彰されました。

IMG_4502

IMG_4513全日本ロードレース
J-GP3クラス チャンピオン:水野涼選手、2位:真崎一輝選手、3位:栗原佳祐選手
ST600クラス チャンピオン:横江竜二選手、2位:デチャ・クライサート選手、3位:大久保光選手
J-GP2クラス チャンピオン:高橋裕紀選手、2位:生形秀之選手、3位:関口太郎選手
JSB1000クラス チャンピオン:中須賀克行選手、2位:高橋巧選手、3位:渡辺一樹選手
のみなさまが表彰されました。

IMG_4519また、海外で活躍する日本人選手を称える「海外参戦功労賞」として
アジアロードレース選手権 SS600クラス チャンピオン:高橋裕紀選手、ランキング2位:小山知良選手
アジアロードレース選手権 AP250クラス チャンピオン:山本剛大選手、
アジアロードレース選手権 アジアドリームカップ:ランキング2位:中村大輝選手、ランキング3位:仲村優佑選手
アジアロードレース選手権 アジアチャレンジカップ ランキング3位:村瀬健琉選手
シェルアドバンス アジアタレントカップ チャンピオン:佐々木歩夢選手、ランキング2位:國峰啄麿選手、ランキング3位:真崎一輝選手のみなさんが表彰されました。アジアで日本の若い選手がたくさん活躍しているのが嬉しいですね!

表彰されたみなさま、おめでとうございます!来年も白熱のバトルを期待しています!頑張ってください!そして、日本のバイクレースがもっともっと盛り上がることを祈念して止みません。

IMG_4551

Racing Heroesでも2回取材した「MFJロードレースアカデミー」の2015年度卒業生。五百部校長と記念写真。

IMG_4531

東京中日スポーツ賞を受賞した中須賀克行選手。その他にも、BS TwellV賞、プレス賞ロードレース部門賞と、最多受賞でした。

IMG_4529

ルーキー・オブ・ザ・イヤー受賞:真崎一輝選手、大久保光選手、浦本修充選手、
ベストチーム賞受賞:MuSASHi RT HARC-PRO.、Yamaha Thailand Racing Team、MORIWAKI RACING、YAMAHA FACTORY RACING TEAM

IMG_4558

今年からスタートした「MFJ東北復興支援ツーリング」これからも継続的に実施して欲しいイベントです。

表彰式と懇親会会場でのスナップ写真をお届けします。

IMG_4449

J-GP2クラス2年連続チャンピオン、そして今年は全日本とアジアロード選手権、ダブルチャンピオン獲得の高橋裕紀選手とMORIWAKI RACINGの森脇緑さん

IMG_9753

今年は中須賀イヤーと呼んでも過言ではないほど大活躍した中須賀克行選手。先日は「文部科学大臣杯」も受賞しました。

IMG_4583

J-GP3チャンピオン獲得!そして来季はJ-GP2クラスへステップアップする水野涼選手

IMG_4439

今季悔しいランキング2位の生形秀之選手、もちろん来季もチャンピオンを狙います!

IMG_4437

最終戦鈴鹿で感動的なレースでチャンピオンを決めた横江竜二選手

IMG_4436

来季は『スーパースポーツ世界選手権(WSS)』に参戦、世界で活躍することになった大久保光選手

IMG_4577

浦本修充選手も来季はアジアロードレース選手権で活躍することが決定!

IMG_4575

いつもニコニコ優しい関口太郎選手と陰となり日向となり関口選手を支えている奥さまの瑠夏さん。仲睦まじいお二人です!

IMG_4586

アジアロードレース選手権SS600クラス:ランキング2位の小山知良選手

IMG_9815

J-GP3クラスチャンピオン水野涼選手と全日本モトクロスIA-1クラスチャンピオン小島庸平選手

IMG_4579

現役高校生の橋本つばさ選手と現役中学生の中原美海選手。元気いっぱいです!

表彰されたライダーの皆さま、おめでとうございます!来年の活躍を期待しております。そしてみなさま、ケガをせず無事にシーズンを闘えますように祈念しています。

photo & text : koma

2015年 ハルクプロ 感謝の夕べ 「2016年体制」発表!

IMG_43582015年「ハルクプロ・感謝の夕べ」が東京・立川グランドホテルで開催されました。毎年開催されるこの会、実は”全日本ロードレースでチャンピオンを獲得”、もしくは”鈴鹿8耐で優勝”、の実績がないと開催されない会とのことです(今さらながら知りました・・)ここ何年もずっと開催されている「ハルクプロ・感謝の夕べ」。このチームの強さを物語っていますね。

冒頭、本田重樹会長のご挨拶。「もうちょっと派手な横断幕にしたかった(笑)。地味にひとクラスしかチャンピオンを獲れなかった」と早速会場を和ませます。

IMG_4254「昨年一昨年と鈴鹿8耐優勝、今年は3連覇だと意気込んでいましたが、2連覇できたことだって奇跡なのに3連覇なんて甘かった、とこの歳になって初めて痛感したシーズンでした。創立30周年を迎えたハルクプロは新たなスタートに立ったつもりでこれからも続けられる限りレース活動を続け、元気よく、強いハルクプロで頑張ってていきます!」と新たなる決意を語りました。

そして、2016年の参戦体制が発表されました。恐らくどこよりも早い発表ではないでしょうか。

IMG_4352MuSASHi RT HARC-PRO.からの参戦は

JSB1000クラス:高橋巧選手
J-GP2クラス:水野涼選手
J-GP3クラス:栗原佳佑選手
ST600クラス:名越哲平選手

来年もサテライトチーム「MISTRESA with HARC-PRO.」から関口太郎選手がJ-GP2クラスに参戦します。

そして、浦本修充選手は世界を目指して活躍できるようにと来年は「アジアロード選手権」に活躍の舞台を移します。

IMG_4256

ハルクプロは今年創立30周年。長い歴史と共に日本の二輪レース界を引っ張ってきました。創業者である本田重樹さんは今年、会長に就任、ご子息の光太郎さんが社長に就任し、若い命が吹き込まれました。早くも来年の体制を発表、準備を始めたハルクプロ。来年の熱く激しいバトルに今から期待が膨らみます!

IMG_4306

社長に就任した本田光太郎氏

photo & text : koma

IMG_4335JSB1000クラス:高橋巧選手「今シーズンは満足できないシーズンでした。来シーズンは全日本ロードレースチャンピオン、そして鈴鹿8耐優勝ができるように頑張っていきます」

IMG_4341J-GP2クラス:水野涼選手「J-GP3のチャンピオンとしてステップアップ、その経験を活かしてJ-GP2クラスでもチャンピオンが取れるように全力で頑張ります」

IMG_4312J-GP3クラス:栗原佳佑選手「今年はランキング3位で悔しい。この悔しさをバネに来年しっかり走ってチャンピオンを獲って、この会に参加したい」

IMG_4308ST600クラス:名越哲平選手「今年学んだ事を来年に活かして頑張ります」

IMG_4313J-GP2クラス:関口太郎選手「今シーズン3位。表彰台1回だけだったけど充実した一年を過ごせました。来年も同じパッケージで参戦、チャンピオン獲得を目指して頑張りますので引き続き応援をお願いします」

IMG_4343アジアロードレース選手権参戦予定:浦本修充選手「全日本ロードレースで学んだ事を活かして、アジアで、そして世界で活躍できるライダーになれるように精一杯頑張ります」

IMG_4326岡田忠之監督「今年中盤戦からハルク社長(光太郎さん)が中上選手のメカニックとして帯同、ケンカはするものの(笑)今まで以上の走りができるようになってきました。来年も日本人のチャンピオンを目指して一生懸命頑張ります!」

IMG_4330中上貴晶選手「今シーズンは反省の多いシーズンではありましたが自分自身のライディングに関して自信をつけられてきたし、表彰台に昇ることができて素直に嬉しいレースもありました。歯を食いしばって自分自身にプレッシャーをかけてチャンピオンを獲れるように頑張ります。

IMG_4274武蔵精密工業株式会社 二輪事業統括役員 岡野繁太郎様のご挨拶「普通にやっていながらチャンピオン獲得に通じるところがハルクプロの凄いところ。その活躍によって我々の想いである感動の共有、二輪ファンへの還元ができると思っています。引き続きハルクプロを支援して参ります。」

IMG_4277ブリヂストンモーターサイクルタイヤ株式会社 西村章社長「ハルクプロとは長い付き合いで信頼関係も強いです。ブリヂストンはこれからも二輪業界に貢献し、二輪モータースポーツの足元から支えていきたいと思います」

IMG_4353

IMG_4356

IMG_4303

IMG_4281

IMG_4287

IMG_4289

IMG_4300

IMG_4291

2015青木ノブアツ杯 榛名ミニバイクレース 第4戦

IMG_8664_top_L青木宣篤選手主催の「BATTLAX 青木ノブアツ杯 ハルナミニバイクレース」第4戦が群馬県・榛名モータースポーツランドで開催されました。

2011年から開催されているこのレースも今年で5年目。毎回エントリー台数は100台を超え、今回は137台ものエントリーがありました!

AI2Q5208

 わずか2週間前に鈴鹿8耐に参戦したばかり、その間にも静岡県の竜洋でMotoGPマシンのテストもあり、体力的にもかなり厳しいはずなのに、楽しみにしているちびっ子たちの笑顔のために奮闘する青木選手。その姿に感銘して大勢の人たちがこのミニバイクレースを手伝っています。

日本のバイクレース実況放送のレジェンド!みし奈昌俊んもそのひとり。相変わらずのみし奈節は、会場にいる大勢のお客さまを楽しませてくれます。みし奈さんの実況放送が聴けるレースはここしかありません!・・^^;

AI2Q5177今回はポケットバイク「74Daijiro」によるワンメイクレース「74GP」が併催されました。インの刺し方、レースの組み立てなどオトナ顔負けの激しいバトルに場内は大興奮!

IMG_9596そして、浦本修充選手、水野涼選手、大久保光選手、栗原佳祐選手、渡辺陽向選手などこの74Daijiro卒業生の現役ライダーたちも駆けつけました。お昼休みに行われたエキシビションレース。楽しませるレースを見せるのかと思ったら、やはり根っからのレーシングライダー、マジモードでバトルしていました!(^^)

 IMG_9356「大人も子どもも、バイクで遊べる場所を提供する」そんな気持ちでこのレースを開催しているという青木選手。大人もちびっ子たちもとびきりの笑顔がすごく印象的なBATTLAX 青木ノブアツ杯 ハルナミニバイクレースでした。

今年も残すところ、9月13日(秋耐)、11月1日(最終戦)となりました。

photo & text : koma

AI2Q5568

IMG_9526

AI2Q5455

IMG_9608

IMG_9009

Photo Galleryはこちら↓

Team KAGAYAMA 鈴鹿8耐BBQ

IMG_8885_サイズ変更2015年鈴鹿8耐でも話題をふりまき、3年連続の3位表彰台獲得した「Team KAGAYAMA」が「鈴鹿8耐お疲れさまBBQ」を開催しました。

チーム代表であり現役バリバリの加賀山就臣選手、3年目のジョイント・芳賀紀行選手、助監督を務めた武田雄一選手をはじめチームスタッフ、関係者、応援している人たちがたくさん集まりました。BBQが大好きという清成龍一選手は仕事の都合で残念ながら欠席でした。

IMG_8898_サイズ変更大正12年創業の老舗・尾島商店さん、REVSTEAKさんから大量のお肉の差し入れがあり、会場はヒートアップ!美味しいお肉と野菜に舌鼓を打っていました。

今年は清成龍一選手を招き入れ、オールジャパン体制を敷き、荒れたレース展開の中で臨機応変に戦略を変えて見事に3位表彰台を獲得したTeam KAGAYAMA。鈴鹿8耐参戦開始から表彰台獲得率100%です!どんな活躍を魅せてくれるのか、どんな話題を提供してくれるのか、全日本ロードレース後半戦と来年の鈴鹿8耐が今から楽しみです!

photo & text : koma

IMG_8861_サイズ変更

IMG_8868_サイズ変更

IMG_8917_サイズ変更

IMG_8893_サイズ変更

IMG_8902_サイズ変更

IMG_8907_サイズ変更

HYOD TOKYOオープニングイベント

IMG_5663_2レーシングスーツ、レザースーツ、オートバイ用ウェア、アクセサリー等のメーカー「HYOD PRODUCTS」の東日本初出店となる「HYOD TOKYO」が本日4/29オープンしました。
朝10:00の開店予定でしたが8:30の時点で既に開店待ちのお客さまの行列が・・・
そのため開店時間を早めてオープン!
IMG_5598
HYOD PRODUCTSがサポートするレーシングライダーさんたちがお客さまをお出迎えする演出も。。藤原克昭選手、玉田誠選手、芳賀紀行選手、亀谷長純選手、武田雄一選手、中須賀克行選手、國川浩道選手、伊藤勇樹選手が駆けつけました。
気軽に記念撮影に応じたり、サインをしたり、普段は遠い存在のレーシングライダーがものすごく近くにいた一日でした。

IMG_5640
オープニングイベントはGW中開催されます。

HYOD TOKYO
〒168-0081 東京都杉並区宮前5丁目12-13
営業時間 10:00~20:00  定休日 毎週火曜日

photo & text : koma

IMG_5684

AI2Q1197

AI2Q1168

IMG_5600

AI2Q1181

IMG_5672