2022全日本ロード第8戦 鈴鹿 ART合同走行

2022/11/04

ART合同走行。トップ中須賀克行、2番手:渡辺一樹、3番手:亀井雄大

大会2日目ART合同走行。トップ3に亀井雄大が入ってきた。トップは中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)2番手渡辺一樹(YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN)、3番手に亀井雄大(Honda Suzuka Racing Team)

ART合同走行は昨日と同じタイムスケジュール。30分の走行枠が2本。11月にしては暖かい気候が続く鈴鹿。今日は風が強く吹いて走りにくいライダーも多かった。2日連続トップの中須賀。2分6秒198。昨日はリアタイヤのスピニングが大きく前後のバランスが悪かったようだが今日はアジャストできたと言う。

「路面コンディション的には昨日と変わりませんでした。むしろ風が強くて走りにくかったです。ですがステップバイステップで改善されてきています。アベレージタイムも昨日より上がりましたので明日に向けての準備はできたかな、と思います。条件次第ですが予選で2分3秒台は狙いたいですね」

2番手は渡辺一樹2分6秒793。このウィークに入ってから一発のタイムを狙っては走っていないという。マシンセットアップの正常進化を遂げるべく入念に走りを続ける。

「昨日に引き続き新しいセットアップの詰めを行いました。迷っていたタイヤチョイスも決まり、そのタイヤで午前・午後と走ってみて一発タイムもアベレージタイムももう少し上げられそうな感触を掴みました。明日の予選と決勝に向けては良いフィーリングです。」

3番手には亀井雄大2分7秒039。今大会はフロント周りのセットを変えてきたが良い方向に回っているようである。突っ込んだブレーキングでも旋回速度が落ちず、立ち上がりも良くなったと機嫌が良かった。

「いろいろなセットを試した中で二本目の最後にハマりました。ユーズドタイヤで2分7秒フラットは自己ベスト、このセットで明日の予選は自己ベスト更新、できれば5秒台に入れたいですね。決勝レースは20周と長いので序盤に飛ばしてレース2のグリッド上位を狙います。」

全日本ロードレース最終戦 鈴鹿 ART合同走行上位10位は以下の通り。

1:中須賀 克行 YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2’06.198
2:渡辺 一樹 YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN  2’06.793
3:亀井 雄大 Honda Suzuka Racing Team  2’07.039
4:岡本 裕生 YAMAHA FACTORY RACING TEAM  2’07.237
5:榎戸育寛 SDG Motor Sports RT HARC-PRO. 2’07.319
6:濱原 颯道 Honda Dream RT桜井ホンダ 2’07.614
7:岩田 悟 Team ATJ  2’07.637
8:児玉勇太 Team Kodama 2’08.219
9:日浦大治朗 Honda Dream RT桜井ホンダ 2’08.279
10:作本輝介 Astemo Honda Dream SI Racing 2’08.603

Photo & text:Toshiyuki KOMA