荒天と濃霧のため3クラスの公式予選が決勝日(5/14)朝に延期
全日本ロードレース第3戦「SUGO SUPERBIKE 120miles ENDURANCE RACE」の公式予選は、横殴りの雨と濃霧のため、JSB1000クラス、J-GP2クラス、ST600クラスの3クラス公式予選が決勝日(5/14)朝に延期された。この日は朝から雨。J-GP3クラスの公式予選途中から雨脚が強くなり、J-GP2クラスの公式予選がスタートする頃には濃霧が立ちこめ、それ以降のプログラムが中止となった。
公式予選は日曜日の朝に延期され、JSB1000クラスは8:55〜9:25の30分間で行われることになった。
事前テストが無かったため今大会は木曜日に特別スポーツ走行が行われた。しかし、雨が降ったり止んだりの生憎の天候となる。木曜日の総合トップは#090 秋吉耕佑(au&テルル・Kohara RT)1分29秒136、2番手は#71 加賀山就臣(Team KAGAYAMA)1分29秒425、3番手は#1中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)1分29秒428のトップ3であった。
翌金曜日はART合同走行が2回行われた。この日は雲間から太陽が顔をのぞかすドライコンディション。1回目のトップは前戦鈴鹿のウィナー#634高橋巧(MuSASHi RT HARC-PRO.)一人だけ27秒台の1分27秒886、2番手は#1 中須賀の1分28秒035、3番手はここSUGOを得意とする#71 加賀山 1分28秒389。午後に行われた2回目は60分間の走行。各チーム30周前後の走行、その中でトップは#1 中須賀1分27秒534、2番手は先週末MotoGPスペイングランプリを走ってきたばかりの#12 津田拓也(ヨシムラスズキMOTULレーシング)1分27秒590、3番手は#634 高橋1分27秒648。
ART合同走行の総合トップは#1中須賀。前戦鈴鹿ではまさかの転倒リタイア。今大会は「まず完走」と言っていたが狙うのは優勝だろう。総合2番手は#12津田、前戦鈴鹿では2位表彰台。新型GSX-R1000Rの投入の勢いに乗る。総合3番手は#634 高橋。新型CBR1000RRデビューウィンを飾った高橋、SUGOでも好調のようである。総合4番手は#5 野左根航汰(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)1分27秒648、野佐根までが27秒台。
総合5番手に#71 加賀山、6番手に#090 秋吉 1分28秒424、7番手:濱原颯道(ヨシムラスズキMOTULレーシング)1分28秒477、8番手#23 渡辺一馬(Kawasaki Team GREEN)1分28秒552、9番手:山口辰也(Honda Dream Racing)1分28秒654、10番手に#72 高橋裕紀/清成龍一(MORIWAKI MOTUL RACING)の上位10台であった。