2015全日本ロードレース第3戦 ツインリンクもてぎ 公式予選

2015/05/30

AI2Q3522全日本ロードレース第3戦ツインリンクもてぎ。本日は公式予選が行われました。昨日の不安定な天気から一転、朝から5月とは思えない強い日射しが照りつける好天となりました。JSB1000クラスの予選1回目が行われた午前10時50分には路面温度が50度を超える暑さとなりました。

今回のJSB1000クラスの予選は全く新しい試み「トップ10サバイバル」と言う方式が採用されました。予選1回目(Q1)はAグループ、Bグループに分かれて計時予選を行い、2グループ総合の1番手から10番手までが予選2回目(Q2:トップ10サバイバル)に進出します。Q1のトップタイム通過は津田拓也選手(ヨシムラ スズキ シェルアドバンス)、2番手は中須賀克行選手(YAMHA FACTORY RACING TEAM)、3番手は渡辺一樹選手(TEAM GREEN)でした。

AI2Q1921

さて、そのトップ10サバイバルとは。。Q1の上位10台が一斉にコースイン。2周終了後のコントロールライン通過からタイム計測を開始、毎周毎に「計測最下位のライダー」がピットに戻ります。最初は10台のタイムアタックですが、翌周は9台、その翌周は8台、、と減っていき最後は2台のバイクでタイム争いを展開、速いタイムのライダーがポールポジション獲得する、という方式です。従いまして、ポールポジションのライダーは全力で9周(アウトラップを含めると11周)走行しなくてはならないタフな予選となります。AI2Q4059

そのタフな予選を制したのは中須賀克行選手でした。しかも1分48秒後半から49秒前半と言う脅威的な(圧倒的な)ラップタイムで11周しました!予選後の記者会見には疲れ切った表情で登場しました。
2番手には柳川明選手(TEAM GREEN)、3番手には渡辺一樹選手とカワサキワークスが2台フロントローに入りました。

AI2Q4074

JSB1000クラス、トップ10サバイバルによって決まった予選上位10台は以下の通りです。
ポールポジション:中須賀克行選手(YAMHA FACTORY RACING TEAM)
2位:柳川明選手(TEAM GREEN)
3位:渡辺一樹選手(TEAM GREEN)
4位:野左根航汰選手(YAMALUBE RACING TEAM)
5位:山口辰也選手(TOHO Racing with MORIWAKI)
6位:津田拓也選手(ヨシムラ スズキ シェルアドバンス)
7位:高橋巧選手(MuSASHi RT HARC-PRO.)
8位:浦本修充選手(MuSASHi RT HARC-PRO.)
9位:加賀山就臣選手(Team KAGAYAMA)
10位:秋吉耕佑選手(au&テルル・Kohara RT)

photo & text : koma

AI2Q3679

AI2Q3848

AI2Q1896

AI2Q3976

AI2Q3988

AI2Q2126

AI2Q2115

AI2Q3802