2016全日本ロードレース 第3戦 ツインリンクもてぎ 公式予選

2016/05/28

AI2Q1823全日本ロードレース第3戦ツインリンクもてぎ、公式予選が開催されました。
JSB1000クラスの#1中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)がコースレコードを更新してポールポジション獲得しました。

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今大会のJSB1000クラスは「トップ6サバイバル予選」という新たな形式で争われました。Q1は全ライダーがコースイン、30分間の計時予選で上位10位がQ2に進みます。(11番グリッド以下はQ1で決定)Q1の上位3名は自動的にQ3に進みます(Q2は走行しない)。

Q2は、Q1の10位〜4位のライダーがコースイン。ノックアウト方式により1周毎に1名ずつ脱落していき3名を残します。
Q3は、Q1の上位3名とQ2の上位3名、合計6名によるノックアウト方式でポールポジションを決めます。
Q2で勝ち残った3名のライダーはQ1、Q2、Q3全てのセッションを走らなければならず、Q1はなんとしても上位3名に残るように全力アタックが必要になります。

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午後12時35分、Q1がスタート。序盤にある程度のタイムを出したら一度ピットイン、他のライダーの動向をみて予選終了10分程度前から再度コースインしてタイムアップを図るのがよくみられる予選ですが、今回はドライのセッティングの詰めを兼ねて連続走行するライダーが多かったです。と言うのも、事前テストも昨日のART合同走行も雨が降り完全なドライで走行できませんでした。

#1中須賀は序盤からペースを上げていき、6周目には早くも1分48秒台に入れると49秒前半のタイムで14周ものロングランを走行、トップ通過を果たします。
2番手は#12津田拓也(ヨシムラ スズキ シェルアドバンス)、3番手は#26渡辺一樹(TEAM GREEN)、この3人はQ2を走ることなくQ3に進みます。

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続くQ2は、#87柳川明(TEAM GREEN)、#15藤田拓哉(YAMALUBE RACING TEAM)、#7野左根航汰(YAMALUBE RACING TEAM)、#49渡辺一馬(F.C.C. TSR Honda)、#39酒井大作(Rosetta Motorrad39)、#32今野由寛(MotoMap SUPPLY)、#85中富伸一(HiTMAN甲子園ヤマハ)の7名でⅠ周毎に一番遅いタイムのライダーが落ちていくノックダウン形式の予選を戦います。
ここで勝ち残ったのが、#87柳川、#7野左根、”85中富です。

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いよいよポールポジションを決めるQ3。Q1でTOP3に入った#1中須賀、#12津田、#26渡辺一樹とQ2で勝ち残った3名の計6名でノックアウト方式の予選を行います。
真っ先に飛び出したのは#1中須賀。その後はなんと48秒台で周回、さらには1分48秒460のコースレコードを更新して堂々のポールポジション獲得です。

AI2Q21852番グリッドは安定して49秒台前半のタイムでラップした#12津田、3番グリッドは今年新型ZX-10Rを投入した#26渡辺一樹、4周目には48秒台に入れています。
4番グリッドは#87柳川、5番グリッドは#7野左根、6番グリッドは#85中富の上位6台となりました。

AI2Q2047JSB1000クラス公式予選上位10位の結果は以下の通りです。
ポールポジション:#1 中須賀克行 YAMAHA FACTORY RACING TEAM
2:#12 津田拓也 ヨシムラ スズキ シェルアドバンス
3:#26 渡辺一樹 TEAM GREEN
4:#87 柳川明 TEAM GREEN
5:#7 野左根航汰 YAMALUBE RACING TEAM
6:#85 中富伸一 HiTMAN甲子園ヤマハ
7:#49 渡辺一馬 F.C.C. TSR Honda
8:#39 酒井大作 Rosetta Motorrad39
9:#32 今野由寛 MotoMap SUPPLY
10:#15 藤田拓哉 YAMALUBE RACING TEAM

AI2Q1249J-GP3クラスはベテラン#36徳留真紀(TEAM PLUSONE)がポールポジションを獲得、J-GP2クラスは、順位がめまぐるしく入れ替わる激しい争いを制した#2生形秀之(エスパルスドリームレーシング)が自身初のポールポジション獲得。ST600クラスは赤旗が出る波乱の展開でしたが#65チャランポン・ポラマイがポールを獲得しました。

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AI2Q2438明日はいよいよ決勝レースが行われます!

photo & text : koma