全日本ロードレース第6戦オートポリス。JSB1000クラスの公式予選が行われました。JSB1000クラスはノックアウト形式による予選で、Q1で上位進出10台を決めます。Q2はトップ10チャレンジと呼ばれQ2進出10台によるタイムアタックで予選グリッドを決定します。
昨日は晴天で28℃まで気温が上がりましたが予選日は薄陽が差すものの曇り、気温は20℃と少し肌寒いコンディションの中で公式予選Q1はスタートしました。序盤は柳川明選手、渡辺一樹選手、ここオートポリスをホームコースとするカワサキ(TEAM GREEN)がリードします。中須賀克行選手、津田拓也選手、加賀山就臣選手、山口辰也選手、高橋巧選手が順位を入れ替えながらアタックを続けます。終盤に中須賀選手が1分49秒314を出しそのままQ1は終了。Q2進出は、中須賀選手、渡辺選手、高橋選手、津田選手、柳川選手、加賀山選手、山口選手、生形秀之選手、藤田拓哉選手、今野由寛選手です。
10分間のインターバルを空けてQ2がスタート。この週末、思ったほどタイムが伸びないとの声をよく聞きましたが路面の状態がQ1より良くなったとの言葉通りスタート直後から49秒台に入るタイムアタックを展開します。セッション中盤、中須賀選手が自身が持つベストタイムを上回る1分48秒280のタイムをたたき出しポールポジションを獲得しました。2番手には最後のタイムアタックで48秒台に入れた津田選手、昨日のフリー走行の感触からもっといけると思っていたと言う高橋選手が3番手でした。上位5台が48秒台、コンマ6秒の中に5台も入る接戦です。明日の決勝レースも混戦の好バトルが予想されます。
公式予選上位10位の結果は以下の通りです。
ポールポジション:中須賀克行選手 ヤマハYSPレーシングチーム 1’48″280
2:津田拓也選手 ヨシムラ スズキ シェルアドバンス 1’48″313
3:高橋巧選手 MuSASHi RT HARC-PRO. 1’48″713
4:渡辺一樹選手 TEAM GREEN 1’48″736
5:柳川明選手 TEAM GREEN 1’48″831
6:加賀山就臣選手 Team KAGAYAMA 1’49″105
7:山口辰也選手 TOHO Racing with MORIWAKI 1’49″366
8:生形秀之選手 エスパルスMFDレーシング 1’49″417
9:藤田拓哉選手 PATLABOR DOGFIGHT R YAMAHA 1’51″272
10:今野由寛選手 MOTOMAP SUPPLY 1’52″100
photo & text : koma