全日本ロードレース最終戦鈴鹿。公式予選が行われました。予報通り朝から雨、フルウェット路面で行われました。
JSB1000クラスはいつものノックアウト予選ですが、2レース制のためQ1の結果がレース1のグリッド(ポールから最終グリッドまで)、Q2進出の上位10台のタイムアタックでレース2のポールから10番グリッドまで決めます。(11位以下はQ1の結果が適用されます)
この週末、安定した速さを見せていた中須賀選手が雨でも速い!Q1開始早々2分20秒420のトップタイムをたたき出し、2分21秒113で加賀山就臣選手が2番手タイム!両選手のトップ2は変わらぬままQ1終盤へ。そして中須賀選手は最後に2分18秒697とただ一人18秒台のタイムでレース1のポールポジション獲得。加賀山就臣選手が2番手、そして最後の最後に藤田拓哉選手が3番手、出口修選手がTOP10入りしてきました!
迎えたQ2、たった15分間のタイムアタックバトル。やはり序盤から中須賀選手が飛ばします。しかし終盤、藤田選手がトップを奪い返します!それをみた中須賀選手の渾身のアタックは2分19秒803のトップタイム。藤田選手は僅かに及ばず2番手、かと思いきやファイナルラップに山口辰也選手が100分の5秒上回り2番グリッドを獲得します。藤田選手はレース1、レース2共に3番グリッドのフロントローからのスタートです。レース1で2番グリッド獲得した加賀山選手はQ2序盤で転倒してしまいレース2は9番グリッドからのスタートとなります。
JSB1000クラスのレース1、レース2の上位10グリッドは以下の通りです。
<レース 1>
ポールポジション:中須賀克行選手 ヤマハYSPレーシングチーム 2’18″697
2 : 加賀山就臣選手 Team KAGAYAMA 2’19″267
3 : 藤田拓哉選手 PATLABO DOGFIGHT R YAMAHA 2″20″070
4 : 高橋巧選手 MuSASHi RT HARC-PRO. 2’20″422
5 : 柳川明選手 TEAM GREEN 2’20″496
6 : 渡辺一樹選手 TEAM GREEN 2’20″513
7 : 山口辰也選手 TOHO Racing with MORIWAKI 2’20″639
8 : 安田毅史選手 Honnda鈴鹿レーシングチーム 2’20″847
9 : 津田拓也選手 ヨシムラ スズキ シェルアドバンス 2’21″110
10 : 出口修選手 シナジーフォースTRICK STAR 2’21″326
<レース 2 >
ポールポジション:中須賀克行選手 ヤマハYSPレーシングチーム 2’19″803
2 : 山口辰也選手 TOHO Racing with MORIWAKI 2’19″862
3 : 藤田拓哉選手 PATLABO DOGFIGHT R YAMAHA 2″19″918
4 : 高橋巧選手 MuSASHi RT HARC-PRO. 2’19″978
5 : 渡辺一樹選手 TEAM GREEN 2’20″523
6 : 津田拓也選手 ヨシムラ スズキ シェルアドバンス 2’20″977
7 : 柳川明選手 TEAM GREEN 2’21″511
8 : 出口修選手 シナジーフォースTRICK STAR 2’22″683
9 : 加賀山就臣選手 Team KAGAYAMA 2’23″108
10 : 安田毅史選手 Honnda鈴鹿レーシングチーム 2’25″315
photo & text : koma