驚愕のタイム！非公式ながら中須賀克行選手が2分5秒台！
そんな予感はありました。中須賀選手が誰もが経験したことのない2分6秒の壁を破る5秒台に入れるのでないか、と。
舞台は2015年全日本ロードレースシリーズ最終戦の三重県・鈴鹿サーキット。本日はA.R.T合同走行が行われました。今シーズン、開幕戦鈴鹿こそ2位でしたがそれ以外全てポール・トゥ・ウィンの圧倒的な強さを見せている中須賀克行選手（YAMAHA FACTORY RACING TEAM）が1本目の走行で2分5秒781のトップタイム。A.R.T合同走行のタイムは正式記録とはならないので非公式ではありますが、2分6秒の壁をついに破りました。
中須賀選手はヤマハ創立60周年を記念した黄色と黒の伝統的なカラーリング・通称インターカラーで着飾ったNEW R1で登場、ヤマハファンを喜ばせます。2番手タイムは今シーズン開幕戦、ここ鈴鹿で圧倒的な速さを魅せてポール・トゥ・ウィンを達成した津田拓也選手（ヨシムラ スズキ シェルアドバンス）2分6秒889。得意としている鈴鹿で開幕戦の再現を狙います。3番手タイムは渡辺一樹選手（TEAM GREEN）2分6秒923。6秒台はこの２人です。続く4番手から9番手までの6人が2分7秒台。しかもコンマ7秒の中にひしめき合うタイムバトルでした。
明日は公式予選が行われます。天気予報によると週末に雨は無さそうです。ここ数年ずっと雨の最終戦が続いているのですが今年はドライの最終戦となるでしょうか。今シーズン最後の全日本ロードレース、楽しみですね！
A.R.T合同走行 総合上位10位の結果は以下の通りです。
1：中須賀克行選手 YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2分5秒781
2：津田拓也選手 ヨシムラ スズキ シェルアドバンス 2分6秒889
3：渡辺一樹選手 TEAM GREEN 2分6秒923
4：高橋巧選手 MuSASHi RT HARC-PRO. 2分7秒130
5：野左根航汰選手 YAMALUBE RACING TEAM 2分7秒741
6：山口辰也選手 TOHO Racing with MORIWAKI 2分7秒745
7：加賀山就臣選手 Team KAGAYAMA 2分7秒760
8：浦本修充選手 MuSASHi RT HARC-PRO. 2分7秒793
9：秋吉耕佑選手 au & テルル・Kohara RT 2分7秒906
10：中富伸一選手 HiTMAN RC甲子園ヤマハ 2分8秒093
photo & text : koma
